骨粗鬆症の検査
当院では、X線撮影や、「骨密度(BMD)測定機能」と「脊椎骨折分析(IVA)機能」を統合した
ホロジック社のX線骨密度測定装置を使用して、気づかない骨折の予兆があるか、
骨の密度は大丈夫か、などを調べます。
また、骨代謝マーカーという、血液や尿の検査を行い、骨の代謝状態(新陳代謝)や治療方針の
確認をします。
検査の結果は、わかりやすい検査結果レポートをお渡ししています。
骨の健康状態は、どれくらいなのか、また同年代の平均と比べて高いのか、低いのかがひと目で分かります。
また、当院では、検査の予約は必要ありません。ご来院頂いた日に、検査を行います。
骨訴訟症の治療
骨粗しょう症の薬の作用には、大きく分けて3つあります。
●骨の吸収をおさえる薬
ビスホスホネート、SERM(サーム) | 骨吸収を抑えて骨量を増やし、骨折の発生を抑えます。 |
女性ホルモン
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低下した女性ホルモンを補います。また、更年期障害も改善します。 |
抗RANKL(ランクル)モノクロラール抗体 | 骨吸収を抑えて骨密度を高くし、骨折の発生を抑えます。 |
●骨の吸収と形成のバランスを整える薬
カルシウム製剤 | 食事からカルシウムが十分に摂れないときに補います。 |
活性型ビダミンD3製剤 | カルシウムの吸収を助けたり、骨をつくる細胞を活性化したりして骨折の発生を抑えます。 |
●骨の形成をうながす薬
副甲状腺ホルモン製剤 | 骨形成をうながして骨密度を高くします。骨折の発生を抑えます。 |
・年齢
・性別
・骨折の既往歴
・痛みの有無
・治療継続できるか
など、個々の患者さんにとって好ましい方法で治療します。あわせて、運動指導・栄養指導も
実施しています。