治療を続けていくために
骨粗しょう症の治療においては、治療開始後1年で患者さんの半分近くがきちんと
薬を服用できていないというデータがあります。続けていくことが大事なのですが、
なかなか難しいと思います。
当院には8名(看護師 1名 薬剤師 1名 理学療法士 3名 管理栄養士 3名)の日本骨粗鬆症学会認定「骨粗鬆症マネージャー」が在籍し、 患者さんが治療を無理なく続けていけるよう、地域における骨粗しょう症治療のモデル病院を目指し、 リエゾンサービスを導入しています。
リエゾンサービスとは、患者さんに治療の大切さを十分に理解して頂き、治療が継続できるように、 医療機関や、さまざまなメディカルスタッフと連絡を取り合い、患者さんを支援するサービスです。 その為、当院では、院内の医師や看護師、薬剤師、検査技師、理学療法士、栄養士が連携して、 骨粗しょう症の治療・指導に取り組んでいます。
処方されたお薬を飲み続けるだけ。といった従来の治療では、患者さんが治療を継続するのは困難です。
患者さんには骨粗しょう症について何故治療や栄養指導・転倒予防が必要か十分に理解して頂くことで、継続した治療ができると思います。
骨粗しょう症と診断されてはないけれど不安に思われる方、今までに治療が続かなかった方も、
まずは、当院に起こし頂き、ご相談ください。