転倒予防指導士 当院に4名誕生
2016年2月、理学療法士1名 介護福祉士2名、介護士1名が
「転倒予防指導士」の資格を取得しました。
2月13日、東京で行われた日本転倒予防学会の認める転倒予防指導士資格に、
当院から4名の合格者がでました。(男性3名、女性1名)
75歳以上の高齢者人口が2015年には18%を超えると予想されており、
高齢者の「転倒および転倒による外傷や骨折」は、死亡や寝たきりの大きな要因となっています。
当院では、入院患者様・施設入所者様・デイケアー・デイサービス利用者様の骨折発症をゼロにし、 転倒による外傷や骨折のリスクを軽減する為、転倒予防指導士の有資格者を育成し、今回4名誕生しました。
■転倒予防士とは、どんな資格か?
転倒予防指導士は、転倒予防に関する知識と技術を持つと認められた人に与えられる資格です。
転倒を予防することで、転倒に伴う骨折や外傷およびその後の寝たきり・要介護を減らすのが目的です。
■当院の転倒予防士の活動計画内容
・転倒予防に関する知識や、予防体操を行う教室を定期的に開催します。
・また杖や靴等の選定について、それぞれの方に合わせたアドバイス等を行います。
・転倒予防に関する勉強会を定期的に開き、転倒予防に関する知識や経験、また転倒事例を
共有し、リスク評価や対策検討を行います。
・当院の、骨粗鬆症リエゾンマネージャー(9名)とも連携し、骨粗鬆症が要因の骨折予防も含
めて、死亡や寝たきりに繋がるリスク低下につなげていきます。